座右の書

座右の書は何かと問われたら、なんだろうなぁ。何年経っても読み返す、というほど気にしている本は無いけれど、ここ2年ほどの嗜好を考えればToni Catanyの「Flowers of life」がそれに近いだろうか。
文章はなく、淡々と花の写真が載っている本なのだが、その花の姿に魅入ってしまう。迷ったときにめくってみる本。
言葉よりも映像よりの志向にあるひとには良い本かもしれない。

フラワーズ・オブ・ライフ―トニ・カタニー写真集

フラワーズ・オブ・ライフ―トニ・カタニー写真集

自分の性格の根本にある話なら、おそらく小さい頃に読んでもらった「猿蟹合戦」と「かわいそうなぞう」がいまでも印象に残っている。

かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)

かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)

現在は毎日持ち歩くという本はないので、むしろiPhoneなどの通信端末のほうが座右の書なのかもしれない。