湧水ポタリング

 ganchanが転勤するので最後に松本の名水をめぐるポタリングを企画。ganchan企画で初めてショートコース。いままではアップなしでいきなり8%の坂を全力ダッシュとかガンガンアップダウン走るとかそういうのだった。ポタリングというより練習走行みたいな。そのganchanが10kmのポタリングを企画したのだから、半信半疑で騙されているんじゃないかとギリギリまでおもってました。ganchanの下調べとコンベンション協会の協力で、松本城周辺に20ほどある湧水のほとんどを味見してブレンド井戸水を生成。ブレンド井戸水で作ったうどんは美味しかったです。夏は冷たく、冬は温かい井戸水は素敵。

晩秋のツーリング

 野辺山のあと、毎年恒例の甲州ほったらかしツーリング。今回はバス輪行甲州へ行って最初にバーベキューということだったのでお腹を空かせるために自走。5時半出発で集合場所には9時55分到着。なんとかバスより先に着いた。ワイナリー見学後、ノンアルコールワインをおみやげに買ってバーベキュー。そのあとは勝沼駅まで登ったり下ったりしていつものパン屋で食パン2斤ともろもろ買って両手にパンのまま激坂登攀。平均斜度23%だったかそういう坂を両手にパンをぶら下げて駆け上る。自分視点だけだとそんな感じのツーリングでしたが、初参加のひともよく走るのはこのツーリングではいつものこと。なぜだろうか。春先のツーリングだと初参加の人は遅れるひとも出るのだけど、秋は身体が仕上がってる?
 帰りはバスだからとおもってパンをたくさん買ってみたもののバスを降りてからは10kmくらい自走するのだということを思い知った。

2012野辺山シクロクロス

カテゴリー1(エリート)シクロワイアードより


シングルスピード選手権という名目の仮装大会レース


 近頃は関東シクロクロスミストラル)や関西シクロクロスが盛り上がっています。シクロクロスのレース自体砂や泥をテーマにしていますがその中でもとびきり泥んこコースなのが信州シクロクロスの野辺山シクロクロス。タイヤ選びやライン取り、乗降の選択などテクニカルな要素と持久力をあわせて楽しめます。ロードレースがオーケストラだとしたらMTBクロスカントリーシクロクロスはジャズみたいな感じでしょうか。リズムをあわせてランデブーできるととても心地よいです。



 シクロクロス初参加の今回はとても泥でした。周りを見渡しても似たような泥ライダーと泥バイクがわんさかいましたが、C1ライダーのバイクはとても綺麗でした。走り方、ライン選びの差で大きくかわる泥の量。


シクロワイアードの辻啓さんの写真
http://www.flickr.com//photos/57156509@N03/sets/72157632021461815/

奈川の在来種


 在来種を食べてみたくて福伝までポタリング。11月と12月のみ、先着10食限定で出してる在来種を食べた。普通のより少し香りが強い気がする。けど気のせいかもしれない。普通のも頼めばもっと明確になるかもしれないけど、知らずに出されれば自分はきっと気づかないとおもう。どちらも絶品。



 ハシゴしてこばやしのざるそば。福伝よりやわらかめ。おいしいけど自分は福伝のほうが好み。



 こばやしで食べたついでに白樺峠を登る。こばやしがやってなかったら山彩館経由で帰ろうとおもっていたけどそうならず。



 乗鞍はたぶん位が原山荘あたりから積雪。今年は雪付きが良さそう。



 ノーススターに寄ってルートビア



 うす焼きカフェ豆まめに寄ってホットドッグとコーヒーとおみやげのうす焼き。ホットドッグはずっしりした根性のあるパンに相応のソーセージが挟まっておいしい。今季営業はあと2日なので来春はラーメン+きびご飯を食べたい。


 新そばだけ食べるつもりが結構良い距離走ることになった蕎麦ポタでした。次は福伝でとうじそば+おじやを…。

新そば


 時間が前後してしまうけど、新蕎麦ライドの話。奈川村(現松本市奈川)ではメジャーな蕎麦種の他に奈川の在来種を育てていて、そのそば粉は生産量がとても少ないので地元のみで消費される。その新蕎麦が解禁されるのが11月1日だったのである。新そば祭りは10月1日から11月4日で、祭としては最後の4日間のみということだろうか。


 奈川で新蕎麦を食べたのは10月25日であったから、それは確かに新そばでとてもおいしかったけれど、特産そばの情報を得てしまったからにはまた行かねばならない。

ああ野麦峠ツーリング2日目

 朝5時頃に目が覚めると、外は−7℃だという。寒い反面、雪が融けないならその方が汚れないし滑らないので寒さにさえ耐えられれば大丈夫な領域。



 朝食は焼きみそ、塩鮭、のり、たまご、稗飯、みそ汁、漬け物の伝統メニュー。



 乗鞍が見える雲一つない快晴。数十年前は杉は無く、もっとはっきり乗鞍がみえたそうで、野麦の頂点からは飛騨も見えた。



 霜付きの隈笹がキラキラしてる。



 吉永小百合が建てた政井みねの碑。



 −5℃の雪中ライドで心ウキウキ。寒いと困るかと思いきや半端に暖かいよりずっと走れて安心。もし踏み外して滑り落ちてもトレイルが痛まない。



 月に見守られながら大胆に慎重に走る。



 当時は12月28日頃に13歳程度の女子が草鞋で越えたというのだから過酷だったとおもう。行くときは2月半ばというのも雪の中。



 少し下れば木の葉道。一番気持ちいいところ。



 旧校舎で記録撮影。校庭は霜柱でさくさくふわふわして楽しい。



 暖かいとおもったけどまだ0℃だった。



 道の駅飛騨たかね工房で3年越しの夢である飛騨牛串を食べて感動。飛騨牛を食べ比べるためにその後は牛串があるごとに一本づつ食べた。



 隧道を快走。これもまた良い雰囲気の道。



 鰤街道と江戸街道が交わる。



 八百比丘尼の伝説がある地を通る。



 本光寺の正門。造形が細かく芸術的。石の柵にはキカヤの名が彫られている。喜捨も相当だったのだろう。



 荒城川を挟んで向いには八ツ三旅館があり、キカヤに行く娘達が泊まった。



 本光寺にも工女の石像がある。



 河合にある政井みね、政井家の墓にお参りして締めくくる。